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国内最大 新たな国立公園誕生!「日高山脈襟裳十勝国立公園」(1)

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北海道 様似町

6月25日、「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生しました。
雄大な山々、原生的な自然と海岸風景、豊かな生態系の数々。
この特集では、国立公園の概要や町の取組などを紹介します。

■国立公園に指定
様似町を含む日高管内、十勝管内の13市町村にまたがる日高山脈およびその周辺地域が国立公園に指定されました。指定面積は約25万ヘクタールで、国内最大の国立公園となります。(東京都の面積よりも少し広い)
町内では、主にアポイ岳周辺と幌満ゴヨウマツ自生地周辺の区域が指定されています。特にアポイ岳は「低標高ながらも特異な地質と多くの固有種を比較的簡単に観察できる」など、この国立公園の重要な景観要素として位置づけられています。

■国立公園とは
国立公園は、日本を代表する傑出した自然の風景地として、その自然を保護するために国が指定し、管理する自然公園です。
今回の指定を含め全国で35か所が指定されていて、道内では7番目の国立公園となります。

■国定公園から国立公園へ
日高山脈とその周辺地域は、昭和56年に国定公園として指定されており、今回はその範囲を広げて国立公園へ昇格することとなりまたした。
国立公園の指定理由としては、世界でも稀な形成過程の日高山脈の地形・地質と深く原生的な手つかずの自然が広大な範囲で残されており、多くの固有種が見られることなどが挙げられています。

■国定公園との違い
大きな変更点として、管理者が都道府県から環境省(国)に代わります。これにより、国直轄の保全・整備事業が実施される可能性があるほか、観光振興事業では国の支援事業を活用できる場合があります。
なお、自然公園法に基づく規制については、国定公園の時と同じ地種区分であれば、規制される行為とその許可基準は変わりません。(指定の範囲や地種区分などの詳細については、環境省ホームページをご確認ください)

問い合わせ:商工観光課
【電話】36-2120

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